ERP
(Enterprise Resource Planning)
企業全体の経営資源を有効利用して、総合的に最適化して企業の基幹業務を統合しようという考え方。 その考えのもとに、受注・調達・在庫・経理・人事などの各システムを統一的に組替えて、業務の処理プロセスを効率化しようとした各種のパッケージソフトが提供されている。 自社の業務を処理するソフトを、外部のソフトメーカーに委ねることに抵抗がある向きもある。しかし自社で利用するソフトを自社で内製化するすると、ソフト開発者とユーザーとの軋轢が生じ、ユーザーサイドの使い易さという面よりも、ソフト開発の容易性・低コストという面が強調され、結果的に非常に使いにくいソフトが出来あがる可能性が高い。 これをNIHシンドロームの一現象と捉える事が出来る。 掲載2000/04/23 |