VAR、バリュー・アット・リスク
(Value at Risk)
市場リスク管理手法の一つ。 金利や為替などが予想と反対の方向へ動いた場合に、予想できる範囲で最大の損失額を計測する。 掲載1999/9/26 例えば過去のデータに基づいて、相場・予想変動率・取引期間などを変化させ、その取引によって発生する年間の損益変動率を求め、この変動率をポジション保有期間の変動率に引きなおし、標準偏差に変換した後、取引金額と掛け合わせる。そこで一定の確率の範囲内(普通は95%以上)で発生する損失額を推計する。 このリスク計測手法は、BIS(国際決済銀行)が第二次自己資本比率規制の中で市場リスク規制として採用を提唱している方法で、各銀行はVAR手法採用の準備を進めている。・・・Ueda Harlow Ltd 掲載1999/10/3 |